部屋に入るなり、三蔵は俺の腕を引いてベッドに押し倒した。
「ちょっ、三蔵、待って」
「やるぞ」
「や、飯食ったばっかで腹いっぱいだし、そんな気分じゃないんだけど」
「……俺がやるっつってんだ。文句つけんじゃねえよ」
うーわ。
やりとりしてる間にも三蔵は俺の服を脱がしにかかってるし、既に目の色が違ってる。硬いのが当たってるのはたぶんわざと。後に引けないから観念しろと言わんばかりに、三蔵は妙に優しく俺の髪を撫でた。
このところ野宿続きで、お預けを食らってたのは俺も同じだ。エッチするのが嫌な訳じゃないんだけど、毎度こう強引だと不満も出てくる。いきなり股間を弄られてびくついたって、気持ち良さとはまた別だ。
三蔵はだいぶ適当に俺の身体を愛撫すると、自分の前をくつろげた。半勃ちのそれが、寝転がった俺の眼前に立ちはだかる。俺は仕方なく目を閉じて、先っぽをくわえた。俺の口の中でびくびくと大きくなるそれが、これから俺の身体を貫くことを想像する。受け入れるはずのそこが、勝手にきゅうっと疼いた。
ちょっと待って。
何で俺やる気になっちゃってんの。